「健人くん おはよう〜」
「おはよー」
「早く朝食食べて会社行こう!」
「おぉ」
朝食を食べて健人くんの車で会社まで行く。着くと健人くんのお母さんが待ってくれていた。
「恵美ちゃん、おはよー」
「おはようございます」
「今日から健人と副社長ということで頑張ってね!アイデアを思いついたら私に言うのよ」
「はいっ!頑張りますっ」
「健人、午後から会議だから遅れないように、恵美ちゃんに頼りすぎないようにね」
「はーい」
「会議は健人と同級生だった下野さんの会社と話し合いで私は菜奈ちゃんのお父さんの後だからあまり受けたくはなかったんだけど断れなくてね」
「下野は性格悪いから恵美も気をつけろよ、なんかあったから早く言え」
「わかった。ありがとう!」
「どういたしまして」
副社長室に入って資料をまとめたりする。午後になって優衣と優衣の両親が来た。
「今日の会議ですが私の会社がもうすぐ10周年なので協力してくれないか?という話なんだかどうかね。」
元々は私のお父さんの会社だったのに堂々と話している姿に腹が立った。
でも大丈夫、すぐに私の手でこの人生から突き落とすから。


