もう1人の私を


「恵美じゃあ、おやすみ〜」

「おやすみ〜」

すぐに夜が来て早めに寝た。

「恵美、おはようー」

「おはよう〜」

「じゃあ 行くか。」

「そうだねっ」

朝早く起きたのは市役所に結婚届を出しに行くからだ。2人で出して今日から夫婦になった。私たちは高校を卒業して就職で忙しくなるから結婚式は落ち着いてからすることになった。私と健人くんは健人くんのお母さんの会社で仕事をすることになって健人くんと私、2人で副社長をつとめることになった。健人くんがトイレに行った時、直樹に報告した。

「直樹、久しぶり 健人くんと結婚したよっ健人くんと副社長をするけど優衣は私のお父さんを殺したから優衣のお父さんが社長でお母さんと優衣が副社長らしい」

「おめでとうっ 下野はすごく悔しいだろうな、がんばれよ。俺は刑事になった。下野の証拠を集めて逮捕するからな」

「ありがとう私もがんばる、私の家族を殺したからあの会社を私が潰して優衣家を人生から突き落とす。」

「菜奈は大丈夫か?お父さんの会社を潰すのは辛いだろうけど無理するなよ」

「ありがとうでも大丈夫。復讐のためなら耐えて見せる。もうすぐ健人くんが戻ってくるからまた後で。」

「じゃあな」

直樹との電話を切った。