俺は柊木桐高校に入学した。


それは家が近かったから。


なんとなく入って、


そこで俺は恋に落ちた。


綺麗な顔で綺麗な声で。


でも、彼女は悪い噂しかない。




その噂を確かめに行くために彼女を探しまくった。


学校の隅からゴミ箱の中まで。


そして、やっと屋上で彼女を見つけた。


彼女はあの綺麗な声で何か呟いていた。