新撰組と神の護り手伝説

姿見の前でしばらく見ていると沖田の足音が部屋に近づいてくるのがわかった。



やばっ想像してる時間がない!


僕が柄でもない事してるの見たら絶対あいつ引くだろ。


慌てて隠れるところを探すが、そんなところなどなかった。



『沖田!ちょっと入ってくるな!』

言ってみるがそれは沖田にとっては逆効果。

沖「はい、はいりますよ」

しまったー嫌がることをするのが沖田だった。




沖「‼︎‼︎」

沖田は吹悠を数秒凝視した後、ばっと顔を逸らした。


ほら、顔を背けるほど酷いんだ。

『ごめん見苦しいもの見せた。すぐ着替える』


踵を返し、元に戻ろうとすると沖田に肩を掴まれ沖田の方に向かされた。

そうして凝視される。


『どうした?顔を背けるほど見るのが嫌なんだろ?なんで着替えさせてくれないんだ?』


沖「嫌なんかじゃないです!」


『じゃあ顔を背ける理由はなんだ?やっぱり嫌なんだろ。遠慮しなくてもいい。僕もわかってる…から。』



沖田はふうっとため息をついた。

(この鈍感!)

沖「あーーもうそれを言わせますか。」