新撰組と神の護り手伝説

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『はっ!』


夢…?悪夢?
いや違う。鮮明すぎる。きっとこれは

『記憶…昔の記憶。』

那「おはよう。気分は大丈夫ですか?」

驚いて横を見ると自分とそっくりの顔をした男の子がニコニコと笑っていた。


『貴方は…なっちゃん?』

那「おや、思い出した様ですね。そうですよ、私は那津ですよ吹悠。」

『何故生きてるんだ?あの時…生き延びてるはずが!』

那「私はお父さんに庇われてなんとかギリギリ生きていたのです。しかしつい最近まで自分に双子の姉がいた事も、おじいさんがいた事も忘れていました。」

『那津はどうしてか知ってるのか?僕も今の今まで忘れていた。どうしてか教えてくれ。』


那津は少し間をおいて答えた。

那「あの夜襲ってきたあれは邪神です。邪神はお父さんと私を殺し、近くにいた吹悠とそのすぐ後ろで神の刀を持ったおじいさんとお母さんを別の時代へと飛ばしました。

神の刀は壊せないから他の所へ飛ばすしかなかったんでしょうね。」


あの時…後ろから近づいてくる足音が確かに聞こえた気もする。あれは、おじいちゃんとお母さんだったのか。