新撰組と神の護り手伝説

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〜吹悠side〜



「吹悠〜早く来ないと置いてくぞ〜。」


まただ。

懐かしいこの声。


でも前とは違って振り返ったその10歳くらいのまだあどけない男の子の顔がはっきり見えた。




『お兄ちゃん待ってよ〜早いよ。』

「吹悠が支度が遅いからだよ。もうなっちゃんはとっくの昔に先ににいってるぞ?同じ九つでもこんなに違うとは…。」


そう微笑んで手を差し出してくれた。

手をそっとその少し大きな剣だこだらけな掌に自分の手も重ねる。



あたたかい。




『ねえ、お兄ちゃんはしょうらい何したい?』

会話が欲しくて出た言葉はそれだった。