あたしはどうしたらいいか分からず、困っていたその時だった。
「…てめぇ、結愛に触んじゃねぇ!!」
バシッ!!
「きゃあ!」
「…っ」
突然天城くんは誰かに殴られ、倒れ込んでしまった。
殴ってきた方を見ると…!?
「…龍崎!」
あたしの目の前には龍崎がいた。
…あたしを守ってくれたの?
「…次やったらぶっ殺す!」
龍崎は天城くんの胸倉を掴んだ。
…や、ヤバい!止めなきゃ!
「龍崎ダメ…!」
「…玲於…俺だよ…」
「…る、琉偉…!?」
…えっ!?
まさか…知り合い!?
天城くんはむせながら、立ち上がる。
「普通、仲間を殴るかよ…」
「お前が悪ぃんだぞ!結愛に近づくんじゃねぇ!」
「…え、2人って付き合ってるんだ?」
「付き合ってません!!」
「ははっ!即答!…どんまい、玲於」
そう言って、天城くんは龍崎の肩に手を置く。
しかし、龍崎はその手を振り払った。
「うっせ!俺は結愛以外あり得ねぇんだよ!」
「な、なんてこと言ってんのよ…!」
「ふーん。玲於は結愛ちゃんに惚れたんだ」
「あぁ、そうだよ!」
…もう、どうしてそういうこと平気で言えるのかな。
「…でもお前が惚れる理由、なんとなく分かる気がする」
「…へっ!?」
すると、天城くんはあたしに顔を近づけて来た…!

