「いただきま〜す!」
箸を持ち、食べようとした時だった。
「あははっ!1人で昼食とか、可哀想〜」
「ほんとだ〜!友達いないんじゃね?」
「なんなの、あんたたち」
突然現れたのは、3人組の女子。
感じ悪くて、ギャル。
「まぁ、1人でちょうど良かった。あんた、面貸しな!」
「痛っ!」
急に腕を引っ張られたと思ったら、壁に押し付けられた。
な、なんなのよ!!
「あたしら、あんたが嫌いなわけ。だから消えてくれる?」
「あたし、あんたたちに何かした!?」
「目障りなんだよ!龍崎くんとベタベタしやがって!!」
「はぁ!?あたしは関係ないっつーの!アイツが勝手に来るだけだって!」
「あたしらをバカにすんのもいい加減にしな!!」
「えっ!?」
そう言って、1人の女子が拳を振り上げた。
…殴られる!
咄嗟に目を瞑った。
…あれ?痛くない?
「何すんだよ!…あっ!」
様子がおかしいと思い、ゆっくりと目を開ける。
すると、1人の男子が女子の腕をしっかりと掴んでいた。
…この人、誰だろう?
…カッコいい。
明るい茶髪、スラッと身長も高く、小顔でキリッとした目。
左耳だけついたピアス。

