にじいろ。




僕はしばらく彼女とそこにいた。


そして数時間後
僕は帰ると彼女に告げた。


この田舎にそびえる緑が綺麗な山に
太陽が隠れかけている。


空はいつの間にか
透き通った青から熱を帯びたオレンジ色へと
染まり始めていた。


そろそろ帰らなければ
親に心配をかけてしまう。