康太が戻って来るまでの時間、私と悠斗は校庭の隅でバトミントンのラリーを始めた。



「 ねぇ!」



「 なんすか?」



「 悠人はさ!」



「 はい!」



「 いつから彼女と付き合ってるの?」



「 んーと、5月位すかね?」



「 へぇ〜!あんな可愛い彼女、何処で知り合ったの?」



「 梨花と同じ高校に俺の友達が行ってて紹介っすね!」



「 ……そうなんだ。」



「 なんか、早苗さん、変ですよ?」



「 え!?」



「 この前から元気ないっすよ!」