「 俺、アドバイスとか出来ないけど、話ぐらいなら聞くから…」
「 うん。ありがとう！今日、行けて良かった！」
「 そっか、なら良かった。」
「 じゃあ、また学校でね！」
「 おう！じゃーな！」
私は和磨くんに手を振って別れた。
「 二人で出掛けてたの？」
！！！
突然の声に振り向くと、私服姿の湊が後ろに立っていた。
「 ‼︎‼︎っ、ちょっと、脅かさないでよ〜！」
「 どこ行ってたの？」
「 美術館！ ちょっと、相談事があって。」
「 ……ふーん。和磨先輩に聞いてもらったの？」
？？？
なんか、機嫌悪い？
「 うん！ 悩んでたら和磨くんに会っ…
「 なんで？」
「 へ？」
