◇Sleeping Beauty◇~暁の目覚める時~




「雫が、俺を呼んでくれたから、もう、寒くない」


そう言って笑うカイに、私はほっとした。



良かった、カイが笑顔になってくれて………



「なっ…化け物め!!私を騙していたのか!!」



団長がカイへと銃を構えた。


「騙した……?」



カイは、ショックを受けたような表情で、団長を見上げる。




「化け物のくせに、私のサーカスに潜り込んだか。すぐに消してやろう」

「なんで……団長、俺の事、息子みたいって…」

「良い駒だと思ったんだがな、剣も才能があった。だが、センリに、止められたんだよ」