「一成、お前何でこんな事………」
銃を持つセンリ…一成の足元には、人が一人、倒れている。幸いな事に、息はしているようだ。
「今回のターゲットだったんだ」
そして、銃口をターゲットへと向ける。
嘘っ、打つつもりなの!?
飛び出そうとして、ルークに腕を掴まれた。
「ルーク!!」
「死ぬつもりか、ここは大人しくしてろ」
ルークは私を行かせまいと片手で私を抱き寄せる。
でも、二人が……………
不安な気持ちで、二人の様子を見る。
「やめろ!!こんな事!!本当は優しくて、誰よりも傷つきやすいくせに!!」
カイは泣きそうな声で叫んだ。それを見ている私までかなしくはなる。
「俺は……優しくなんてない。俺は、残酷な人間だ」
センリはそう言って、明けない夜空を見上げた。
「お前ももう気づいてるだろうが、現実でお前は、バスケが出来ない体になった」
「あぁ、覚えてるよ。お前との1on1の時に…」
「俺が、お前にぶつからなければ、こうはならなかった。いや、違うな。お前に憧れて、バスケなんて始めたからか…」
自嘲的な笑みを浮かべるセンリに、カイはバンッと壁を殴った。そこから、血が流れる。


