◇Sleeping Beauty◇~暁の目覚める時~




「一成、お前何でこんな事………」


銃を持つセンリ…一成の足元には、人が一人、倒れている。幸いな事に、息はしているようだ。



「今回のターゲットだったんだ」



そして、銃口をターゲットへと向ける。


嘘っ、打つつもりなの!?



飛び出そうとして、ルークに腕を掴まれた。




「ルーク!!」

「死ぬつもりか、ここは大人しくしてろ」



ルークは私を行かせまいと片手で私を抱き寄せる。



でも、二人が……………



不安な気持ちで、二人の様子を見る。




「やめろ!!こんな事!!本当は優しくて、誰よりも傷つきやすいくせに!!」



カイは泣きそうな声で叫んだ。それを見ている私までかなしくはなる。



「俺は……優しくなんてない。俺は、残酷な人間だ」



センリはそう言って、明けない夜空を見上げた。


「お前ももう気づいてるだろうが、現実でお前は、バスケが出来ない体になった」


「あぁ、覚えてるよ。お前との1on1の時に…」


「俺が、お前にぶつからなければ、こうはならなかった。いや、違うな。お前に憧れて、バスケなんて始めたからか…」



自嘲的な笑みを浮かべるセンリに、カイはバンッと壁を殴った。そこから、血が流れる。