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「落ち着いたか?」
「うん……」
さんざん泣いてしまった。その間、ルークはなにも言わずに傍にいてくれた。
「それにしても、お前良く無事でいられたな」
「あ、それは………」
私は簡単に今までの経緯を話す。
「あ!?じゃあ、お前はあのサーカス団とこにやっかいになってたのかよ?」
「うん………ってあ!!」
カイの事追わなきゃ!!あんなカイを一人にはしておけない。
「騒がしい奴だな。今度はどうした」
「私を助けてくれた人が大変なの!!」
呆れたように私を見下ろすルークの腕を引っ張る。
「サーカスの団長さん、裏で悪い事してるみたいで、カイとセンリがそれに巻き込まれてるの!!あ、カイとセンリは私の恩人で……」
「大体分かった。つまり、お前はまた厄介事に巻き込まれてんだな」
ため息をついて、ルークは私を肩に担ぐ。
「え」
何で、私はルークに担いでるの??
頭にいくつもの?(はてな)マークを浮かべる私にお構い無く、ルークは全速力で駆け出した。
「ええええええっ!!!?」
なんでやねーーーーん!!!何で担いで走り出すのよ!!
慌ててルークの首に抱きつき、掴まる。人一人担いでるとは思えないくらいの速さだ。


