◇Sleeping Beauty◇~暁の目覚める時~




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「落ち着いたか?」


「うん……」



さんざん泣いてしまった。その間、ルークはなにも言わずに傍にいてくれた。



「それにしても、お前良く無事でいられたな」

「あ、それは………」



私は簡単に今までの経緯を話す。



「あ!?じゃあ、お前はあのサーカス団とこにやっかいになってたのかよ?」


「うん………ってあ!!」



カイの事追わなきゃ!!あんなカイを一人にはしておけない。



「騒がしい奴だな。今度はどうした」


「私を助けてくれた人が大変なの!!」



呆れたように私を見下ろすルークの腕を引っ張る。



「サーカスの団長さん、裏で悪い事してるみたいで、カイとセンリがそれに巻き込まれてるの!!あ、カイとセンリは私の恩人で……」


「大体分かった。つまり、お前はまた厄介事に巻き込まれてんだな」



ため息をついて、ルークは私を肩に担ぐ。



「え」



何で、私はルークに担いでるの??




頭にいくつもの?(はてな)マークを浮かべる私にお構い無く、ルークは全速力で駆け出した。


「ええええええっ!!!?」


なんでやねーーーーん!!!何で担いで走り出すのよ!!


慌ててルークの首に抱きつき、掴まる。人一人担いでるとは思えないくらいの速さだ。