ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーー
「うっ……く…………」
唸るカイの声に、私は我に返る。
「カイ!!大丈夫!?」
その背中を擦りながら、私は先程起きた現象を振り返る。
あれは、一樹先輩の記憶だ。じゃあ、ここにいるカイは………
この世界は何?魂の記憶って何?
私は、一体何に巻き込まれてるんだろう………
「今の、俺………だったのか…?」
その言葉で、カイも私と同じモノを見ていたことに気づいた。
「俺、何か怖い………。これ以上、知りたくないっ…」
ーザザッ
「カイ………?」
一瞬、カイの体が黒く、くすんだように見えた。
今の、私の見間違い……??


