◇Sleeping Beauty◇~暁の目覚める時~




「お、あれは………センリだな!」



少し歩くと、路地裏にセンリの姿が見えた。



「センリにも、成果を聞いてみようぜ?」

「うん、そうだね…………って、あ……」



少しセンリに近づくと、センリの前にシルクハットを被ったふくよかなおじさんがいた。



「お話中…みたいだよ?後にする??」


私がカイに尋ねると、カイはそこから動かずにじっと二人を見つめた。



「あれ、団長だ………」

「え、そうなの!?」



カイの事を助けてくれたっていう人だよね。でも、何でこんな路地裏なんかで……?



それに、何か聞かれてはまずいのか、ヒソヒソと周囲を伺いながら話してる。



「ねぇ、カイ。ここはまずいよ、あのごみ捨て場の裏に隠れよう」


「あぁ、そうだな」


私達は路地裏にあるごみ捨て場の裏に隠れた。