「お、あれは………センリだな!」
少し歩くと、路地裏にセンリの姿が見えた。
「センリにも、成果を聞いてみようぜ?」
「うん、そうだね…………って、あ……」
少しセンリに近づくと、センリの前にシルクハットを被ったふくよかなおじさんがいた。
「お話中…みたいだよ?後にする??」
私がカイに尋ねると、カイはそこから動かずにじっと二人を見つめた。
「あれ、団長だ………」
「え、そうなの!?」
カイの事を助けてくれたっていう人だよね。でも、何でこんな路地裏なんかで……?
それに、何か聞かれてはまずいのか、ヒソヒソと周囲を伺いながら話してる。
「ねぇ、カイ。ここはまずいよ、あのごみ捨て場の裏に隠れよう」
「あぁ、そうだな」
私達は路地裏にあるごみ捨て場の裏に隠れた。


