しかし、封印師とは夜の仕事。

昼は街をふらふらと歩き

気分によって、

目に止まった善良な庶民や王族を無差別に殺す。




みな、その恐怖を耐え抜こうとした。

妖怪よりは怖くないと信じたからだ。

それが世のためだと思ったからだ。





誰もがこの現状は永遠に続くと思っていた。

しかし、あっさりと

キング・カイル家の終わりを迎えることになる。