赤ん坊は【海音(みと)】と名付けられ、元気にすくすく育っていった。

海音が3歳くらいになったとき、母親は海音の不思議な行動が気になるようになった。

散歩してるとき、やたら犬を見るのだ。そして、それが白い犬だとすぐさま駆け寄り、「ゴン!!?」と犬に声をかけるのだった。