約1時間後ようやくドアが開いた。




「ヒック……ヒック…」



「………ったく、いつまで泣いてんの?」



「ごめんっ…なさいっ……。謝罪っ…します…。」


泣き止まないし…。

「……ハァ…、……大丈夫。」


ポン


「っ…」



「…俺は天野川の味方だからさ。」


慰めのつもりで、天野川の頭を撫でた。
ま、こんなことで泣き止むわけ…



「……♪」



泣き止んでる!?



「ガキかアンタは!!」


「え?何がですか?あなたの発言に疑問を抱きます。」



わかってないし……



「ハァ……まぁいいや。とにかく中入れて。」



「あっ、はい!どうぞ!あなたを歓迎します!」




「お邪魔し…ま…す…。」




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次回へ続く。
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