その次の日から 「坂口ー。行くぞー」 「先生まってー!」 放課後が一番の楽しみとなっていた。 先生もその日から、問題が解けるたびに頭をポンポンしてくれるようになった。 先生の事が好きな女の子に、羨ましいと言われるたびに ちょっと優越感に浸るのは私だけの秘密。