キミに贈る花言葉


先生と私は、いつも放課後


「まずはお前が居なかった1時間目にやった数学からな。教科書出して。」


「お願いしまーす!」


こうして理科準備室で二人だけで授業をする。


理由は簡単。


昔から身体の弱い私は、皆と同じように朝から学校に行けない。

身体が弱いうえに低血圧。

朝はどうしても起きられず、どうしても2時間目が過ぎないと学校に来れない。


その為、授業に遅れ偏差値が下がってしまった。


受験生という事もあり、それを見兼ねた担任のとーま先生が放課後
私が居なかった分の授業を補ってくれると言ってくれたのだ。


なんでもとーま先生は、理科専門かと思ってたら全教科出来てしまう天才らしい。