「美鈴。お前を愛してる。」




身体を離して、真剣な表情で言う先生に応える為




「私も…あ、愛してる」



恥ずかしかったけど、愛を伝える。



「やっと…やっとだ。長かった。」


「えっ?なにが…ん…」


何が長かったの?と言い終える前に

先生と唇が重なる。



「お前が卒業するまでだよ」


「っ…!」


「俺もう先生じゃないから冬馬って呼べな、美鈴」



やっぱりせんせ…冬馬は、私にだけ甘いです。





FIN