キミに贈る花言葉


先生は私の体を離す。


冷えていく身体に寂しさと切なさを覚える。


「コチョウラン……?」


聞きなれない単語に、私は聞き返す。


お花かな?


先生は理科の先生だからか、植物である花について詳しかった。


「コチョウランって花だ。

"応え"は明日、卒業式が終わったら聞いてやる。

だから明日、最後にここにおいで。」


「わかったー。」


返事をすれば、


「いいこだ。」


頭をポンポンしてくれる。