The girl is “Betrayer”



「お前ら、1人に寄ってたかって…ッ!!!!」

来たのは、青龍の幹部たち。

要と、浩介と、廉。


浩介なんか、ボロボロの私を見るなり目を見開いて。

廉は無表情。

要はニタニタしてる。


…なんでこのタイミングでくるんだよ。

「要っ、廉っ、こうちゃん!!」

栗原絢香は3人に助けを求めるように駆け寄る。

助けて欲しいのはこっちだよ…


「は…?」

「なにそれ。」

「ざまあじゃん笑」


多分、いじめられたから女子がやりかえしたとでも言ったんだろうなぁ

違うんだよ、違うの…


やってないよ…


殴られて弱くなってんのかな。

弱音しか出なくなってる。


「まだ絢香いじめてるわけ?それでこれだもんな?自業自得ってこういうこと言うんだぜ?」


要がニタニタしながら言う。

違うんだよ。聞いて、聞いてよ…

「ちが…」

「何が違う!?やったのは事実だろ!?」

浩介が顔を真っ赤にして言う。

「やって、ない」

ほんとだよ…ほんとなの…

それまで黙ってた廉が口を開けた。


「じゃあなんで殴られた?」

「え…?」

信じてくれるの、かな…?