そのままたかちゃんとジャイアンくんと話していたら、もう7時。
「時間経つの早いねぇ」
「そっすね!ジャイアン、お前人生ゲーム弱いな。クソ弱いな。」
「あ?てめぇちょーし乗んなよおら。」
そう。
人生ゲームで、私は圧勝。大金持ちになった。
…いぇい。
「さやちゃん!もう玲音に送ってもらって帰ったほうがいいよ?明日迎えに行くね!」
ばいばーいと私と東雲を見送る中村。
「お前、早く乗れるよーになれよ。」
毎度毎度バイクに乗るときは東雲に乗せてもらう。
これはもう常識になっていた。
「無理。一生無理。」
「ドングリ。」
「意味わかんねー!」
*
「ん。ついた。」
「ん。ありがと。」
3分ぐらいで家までつく。
倉庫とそれほど近くないはずなんだけど…
気にしないってことで!
「またな」
「あ、うん。じゃねー」
なんだかんだ言って、今日も楽しかった。
自分の部屋に入って、ベットにダイビングする。
「はぁー…疲れた。」
机の上には、ある写真が。

