「山田くんごめん。」
そう言って、座る。
「おー、ラブレター今日なかった?」
「うん!中村に感謝!」
東雲、知ってたんだな。
一人で納得してると、
「あっ、あの!名前…」
後ろから女の子の可愛い声がした。
東雲かっこいいから女の子がよってくるのか。
…昨日まで青龍青龍叫んでたのに?
ないわ。きもちわる。
「あ?なに?」
声低っ!
怖!
「すすすすすす、すいませんでしたぁぁぁ!!」
女の子はすごい勢いでどっかいった。
…これで私に近づく人も減るわけね。
さすが中村。
そんなこんなで、私の学校生活から嫌がらせは消えた。
中村ありがとう!

