The girl is “Betrayer”




「認めさせます。一緒にいるうちに、私が仲間だと言わせてみせます。」


「はぁ!?」

「意味わかんねー!」

そんな声が飛んでくる。


「文句があるなら!直接こい!!大歓迎だわ!!!!!」

そういって、素早く朝礼台を降りる。


こ、こ、こ…怖かったァァァァァ!!!


「おい、ビッチ。大丈夫か?」

真顔で心配(?)してる東雲。

「ビッチ言うな!!違うから!!」

東雲と言い合いをしてると…


「紗矢香サァァン!!お守りしますからぁぁ!!!」

「勘違いしてました!!!!すいませんでしたァァァァァ!!!」

「いけめえええええええん!!!」


そんな声が飛んできた。

意味がわかんない奴は無視。


「…ん。頑張ったな。」

「っ…東雲ええええええ…」


そういって東雲に突進する。

「おわっ!重っ!」

「失礼!!!!」


そんなこんなで、短い集会は終わった。

部屋に戻って、帰る準備をしてると

「おー、紗矢香。おくる。」

東雲が急にそんな事を言い出した。

「え!?いいよ。悪いし。」

「さやちゃん、送ってもらいな?」


…中村くん笑顔が怖いっす。

「…ぜひ。」