くまさんは、殴るのを止めて
仲間くんは、スマホをいじる手を止めた。
誰…?
急に現れた五人組。
何々?
「男2人で女の子1人を囲んでさぁ、卑怯って言うんじゃなーい?」
Aくんがいう。
うわ、すごい。
勇気があるというか、なんというか。
青龍に向かって…うん、すごい。
「は?」
「こいつがわりーんだよ!!」
くまさんと仲間くんがその言葉に反応する。
「ん?お前ら殴ろうとした時点でお前らが悪いんでしょ?」
Aくんすごい。
「んぁ?なんの話だよ?」
Bくん眠そうだね。
うん、帰っていいよ。
「お前らなんなんだよ!!俺らは青龍だぞ!!手ェ出してみろ!総長が放っておかねーぞ!」
くまさん、ださいよ。
すごーくださいよ。
「ぶふぉっwwだ、ださいいいいいww」
はっきり言いすぎだよCくん。
てか、本当に誰…?
「てめぇっ!!」
くまさん喧嘩っ早い、手出すの早い。
てかなにこの状況。

