「それは?なに?」
仲間くん、怖いよ。
「それは、ですね」
「早く言えおらぁ!!!」
そうかっかすんなよ…
「それは、言えません…」
「なんだとぉぉ!?」
「ふーん。」
「しょうがないな幹部に連絡入れるか?」
「あたりめーだろ!!」
「や、やだっ!!」
二人で勝手に話が進んでたけど。
それはダメ。
もう、会いたくない。
「残念、もうLINEしちゃったよ?」
「待ってろよ?お前の大好きな幹部が相手してくれるからよぉ?」
一発くらい、殴ってもいいだろ?
そう言って、殴りかかってくるくまさん。
もう、仲間は止めない。
あ、やばい。
このまま殴られるのかな。
そう思って目をつぶった。
「はい、ストーップ」

