それから、数ヶ月、何事もない平凡な毎日をすごしていた。
これからも、続くと思っていたんだーー
友達と、遊びに来ている日だった。
「なぁ、そらー?あれ梨花ちゃんじゃね?」
っえ?
そんな、わけ…
「…り、か?」
俺が見たのは、梨花が男と楽しそうに歩く姿。
しかも、その男は俺と一番仲がいいやつ。
『梨花ちゃんはいい子だよなぁ!』
『お前とお似合いだよ!奪えねぇー!』
そう、言ってたじゃねーか。
…まさか?
そんなわけ、ないよね…?
とにかく、梨花に電話して聞いてみようと思った。
…怖くはなかった。
何か理由があると思ったから。
プルルルル…
梨花は、携帯を確認して出るかと思ったら、無視した。
…梨花?
なんで?なんで?
なんで無視するの?

