手紙を書き終えると、
封筒に入れ封をした。
 

葵に言われた通り、
自分の人生を後悔しないように生きていこう。  




葵と出会い、一冊のノートから始まった恋。
辛い気持ち、悔しい気持ち、悲しい気持ち、嬉しい気持ち

色々な思いが詰まった一冊のノート。

そして、最初で最後の手紙。






俺は、葵とのたくさんの思い出を胸に
ただ前だけを見つめて歩んでいく。







颯Side   END