カラフルな色に彩られた恋する世界から
星たちが降り注ぐ、虹色で染められた両思いの世界へと変わってく。
恥ずかしさを通り越して、嬉しさを感じる。
私たちは自然と笑顔になって、二人で笑い合う。
そばにいるのが当たり前になって
隣にいるのが普通になって
もう離れたくなくなる。
この気持ちは、きっと愛。
恋をしたのが、彼でよかった。
初めての恋に落ちた相手が、あなたでよかった。
「海、顔真っ赤」
「よ、陽介こそ!」
お互い顔がりんごみたいに真っ赤で、
その表情から「好き」が伝わってくる。
一途な気持ちは、晴れた空に照らされる。
今まで眩しかった陽介の笑顔。
だけど、今は眩しくなくて。ずっと見ていたい。
優しさ溢れる、その笑顔を。



