……っ!
琴平先輩の顔は私以上に真っ赤で、私のことを横目で見てはすぐに逸らしてしまう。
そんな素直で不器用で愛しい先輩に、私の胸はさっきよりも大きく高鳴る。
琴平先輩の言葉はいつもストレート。
その度感じる、ドキドキと好き。
私もですよ、先輩。
私もあなたがかっこよすぎて、困ります。
あなたのことが好きすぎて、胸が張り裂けそうなくらいドキドキして、困ります。
「って、俺何言ってんだ!?今の聞かなかったことにしてくれよなっ」
「え、あ、………はい」
嘘です。
絶対、忘れません。
脳内にきちんと保存しておきます。
好きな人から言われた嬉しい言葉。
そんなの、忘れようとしても忘れられませんよ。
今日の琴平先輩、可愛いな。
私はふふっと、笑みをこぼした。



