ベットで横になっていると、だんだんと目が閉じて――― 『どうしたの?海』 『海、なんかあった?』 『――と、別れた』 『え?』 『別れたって……、明日デートじゃなかったの?』 『――、笹道さんと付き合うんだって』 「っ!」 ウトウトしていたとき、急に瞼の裏に過ぎった記憶。 クリスマスに近い日の、記憶。 どうしてか私は、そう思った。