初恋途中~キミ色にナミダ~












――花丘高校の文化祭を思いっきり楽しんだあと、私たちは家路についた。




「楽しかったぁ」


私は自分の部屋のベットにダイブするように、寝転んだ。





久し振りに白嬢に会えたし


桜ちゃんとも会えたし



なにより久し振りの花丘高校だったし。






だけど……


空にあんな険しい表情させて、申し訳なかったな。




聞かなきゃ、よかった。







それに。


桜ちゃん、もしかしたら凪雲くんのこと………。







そう考えたら、普通は嫉妬とかヤキモチとか、嫌な気持ちになるはずなのに


私の心はそんな感情が一切なくて、逆に不思議に思った。