初恋途中~キミ色にナミダ~










「おーい、三吉!」






すると、窓から顔を出している金髪のかっこいい男の子が、桜ちゃんのことを呼んだ。





「はーい!」



「ごめんなさいね、忙しいのに呼び出しちゃって」




「いいんですよ、私も会いたかったですし。
 でもそろそろ行かないと」



「会えて嬉しかったわ」


「わ、私も!」





空の言葉に私も大きく頷いた。


桜ちゃんはとても嬉しそうに、ふわりと微笑む。





「私も、嬉しかったです。
 それじゃあ、文化祭楽しんでいってくださいね!」





桜ちゃんはそう言い残して、金髪の男の子のところへ駆け寄った。




空が最初に言ってたとおり、可愛くて優しい女の子だったなぁ。