空の細い腕を、軽く引っ張りながら、私は笑顔でそう誘った。 私の言葉を聞いた空は、特に驚く様子もなく、「やっぱりね」と呟き、ココアを飲みほした。 「いいよ」 「じゃあ、今すぐ準備してくる!待ってて」 「はいはい」 空は呆れながら微笑んだ。 やっぱり優しいな。 空は最近、さらに綺麗になった。 なんかキラキラして、上品さが増している。 私も、あんな風に変わりたい。 やっぱり空は、私の憧れ。 その気持ちが変わっていないことが嬉しくて、にやけてしまった。