「うっそ……」 日にち感覚、ずれてる私。 女子としてどうよ、これ。 はぁ……。すごい、女子力低いなぁ私。 でも、――どうしてだろう。 クリスマスってわかると、嬉しいとかそういう明るい気持ちよりも、苦しい…みたいな暗い気持ちに覆われる。 私は自分の気持ちに首を傾げながら、自分の部屋を出て、リビングに行った。 リビングに行くと、空がココアを飲みながらまったりとテレビを見ていた。 「おはよ、空」 「おはよう。今、起きたの?」