「琴平さんの彼女さん、ですよね?」 ――ズキンッ 自分の言葉に、心が傷ついたのがわかった。 どうして? どうして胸が、こんなにもズキズキ痛むの? 「は!?」 「え?」 「もしかして、苺綺がそう言ったのか?」 「はい……」 私はそう言いながら頷くと、琴平さんは前髪をかきあげ、はぁ~~と長いため息を吐いた。