初恋途中~キミ色にナミダ~








確かに、そうかも。


私は小さく頷いた。





悩みすぎてたら、本当は在るはずの幸せが、見えないかもしれないもんね。






……あれ?





もしかして私は、考えすぎていて、気づかなかったのかな。


在るはずの、幸せに。




近くにあるはずの、私の気持ちに。






もしそうだとしたら……

悩んでいるより、目の前のことに真っ直ぐとぶつかったほうが



“私”のことが、わかるかもしれない。






「ありがと、アン!!」


「え、どうしたの海」




「アンのおかげで、いろいろ吹っ切れた」