「ついでに言うけど」 「なに?」 「ワッフル、冷めちゃうよ?」 「あー!!」 アンはいい雰囲気を自らぶち壊し、私の残っていたワッフルを指差して呆れ顔でそう言った。 ガーン。 私のワッフルが………。 冷めても美味しいけどさぁ。 やっぱり温かい方が美味しいじゃん? 「悩み過ぎたら、幸せ逃げちゃうんだからね?」 「それって……、ため息ついたら、じゃないの?」 「それもそうだけど、悩みすぎててもさ、目の前にある幸せに気づかないかもしれないじゃん」 アンは幸せそうに微笑みながら、私を見つめた。