初恋途中~キミ色にナミダ~






凪雲くん以外、いない。


凪雲くんしか、いないよ。







「……」


「凪雲くん?」







凪雲くんは、私の言葉を聞いたあと、黙ってしまった。



どうしたんだろう。


まだ凪雲くんから、告白の返事を聞いていない。








「海」



「?」






「海にとって大切な人は……、海の好きな人は、俺じゃない」








――え?


一瞬、何を言われているのかわからなかった。