凪雲くんは、夕日と重なって見えて眩しい。 影が伸びて、足元と重なる。 夕暮れの空は、私の胸に光を照らした。 「……あのね、」 「うん」 私は頬が赤いことを隠すために、うつむいた。 恥ずかしいけど、ドキドキがうるさいけど、言いたい。 伝えたい想いが、あるんだ。 緊張をほぐすために、小さく深呼吸を繰り返す。 凪雲くんは、 「焦らなくていいよ。聞いてるから」 と微笑んで言ってくれた。 優しい君。 そんな君だから、好きになったんだ。