凪雲くんと気持ちを共有してるみたいで、心が温かくなる。
凪雲くんを近くに感じる。
事故に遭う前まで、近くにいることが当たり前だったのに。
今じゃ、すごくかけがえのない時間。
今日、「好き」って言ったら
凪雲くんは、どんな返事をしてくれる?
私の告白の続き。
大好きを、届けたい。
「あ、電車きてる。行くぞ、海」
「う、うん」
凪雲くんは手を差し出して、私はその手に自分の手を重ねる。
凪雲くんの手から伝わってくるのは、優しい温もり。
凪雲くんに「海」って呼ばれた瞬間、胸の中が熱く高鳴って、鼓動が速くなる。
早く伝えたい、そう思ってしまう自分に頬が赤くなった。



