凪雲くんと予定が合うことなんて滅多にないから、本当に嬉しい。


久し振りすぎて、にやけちゃう。






「ごめん、待った?」




午前10時に駅前で待ち合わせしていた私たち。


私は楽しみすぎて早起きしちゃって、少し前についていた。




青のパーカーを羽織った凪雲くんが、午前10時になる五分前にやってきた。



相変わらずかっこよすぎて、ドキドキする。





私の服装はというと、


凪雲くんに「可愛い」って言われたくて、ひざ下の淡いピンクのチュールスカートに襟がついていて胸元に小さなリボンがついているトップスを着て、女の子らしいコーデにしてみた。





「わ、私も今来たところだから大丈夫だよ」



「ほんと?」



「うん、ほんと」





私が頷いてそう言うと、凪雲くんは「そっか」と目を細めた。


凪雲くんの優しい表情に、私は釘付けになる。