次の種目は、男子騎馬戦。


凪雲くんに「頑張れ」とエールを送った。



凪雲くんは笑顔を私に見せた。


まるで「もちろん」と伝えるように。




私は水分補給をしながら、男子の応援。


太陽の暑さに負けずに、応援しよう!









男子騎馬戦が終わって、次は一年生の学年種目の玉入れ。



男子騎馬戦の結果は、2位。

まあまあ、ってところだよね。




「はぁ、疲れた…」


「お疲れ、凪雲くん」


「ありがと海」




私は凪雲くんにそう言って、タオルを渡した。


凪雲くんはタオルを受け取って、汗を拭う。





「……って、凪雲くんその傷なに!?」