来たのは、人気のない空き教室。 「…話って…?」 そう言うと、ギュッと強く、強く。 抱き締められた。 「……好き、大好き。」 「っ、」 ……何、それ。 「何で、そんな事、言うのよ……。」 視界がぼやける。 「彼女……居るんでしょう?」 「な、んで……知ってるの?」 驚いた様な声を出す湊。 ほら、やっぱり。 「この前、見たのよ。 ショッピングセンターで仲良く恋人つなぎしている貴方たちを。」