世界1のお姫様 VS 世界1の殺し屋たち

ピーンポーン

陽子さんの家についたのは、
日が沈んだころだった。

正直、インターホンを鳴らす
指が震えた。

けど、時間がねぇ。

照に残された時間は…

あと4日なんだ…。

「はぁい!」

ガチャ

そんな気さくな返事のあと
開いた玄関から顔をのぞかせた陽子
さんは、俺の心とは裏腹に
笑顔だった。