世界1のお姫様 VS 世界1の殺し屋たち

「坂下由香ー??
あんな子と間違えないでよねぇ。
私は七瀬美琴ーNanase mikotoー」

私は偽名を使い、あたかも
坂下由香を嫌ってる女1って
感じをだしておいた。

「じゃあなんで俺たちが
clownだと知っている?」

立川秋の、射抜くような目と、
刺すような言葉に怯みそうになる
けど、ここで引いたらおわりだ。

「さぁ…なぜでしょうね?
ふふっ」

意味ありげに笑うと、
私は屋上を後にしようとした…

が…


ガチャッ

「言わなきゃ殺す」

私が歩き出した瞬間、
柳瀬太郎が銃を向けて、
私の身動きを封鎖した。