「ごめんね」
って…。
「どうして謝るの?」
そう聞くと
「陽にぃが、由香のお兄ちゃん
殺したの、僕、間近で見てたんだ。」
それは、初めてきく、
あの日の夜の出来事だった。
「僕、夜中、お兄ちゃんが
どこに行くのか知りたくて、あとを
つけたんだ…そしたら、お兄ちゃんが
人を殺して…それでね?
僕、怖くて物音たてちゃったんだ。
そしたら、お兄ちゃんが僕のこと
通行人だと思って、撃とうとしたんだ。
銃がむけられて、もうダメだって
思ったとき…君のお兄ちゃんが
助けてくれたんだ…」
って…。
「どうして謝るの?」
そう聞くと
「陽にぃが、由香のお兄ちゃん
殺したの、僕、間近で見てたんだ。」
それは、初めてきく、
あの日の夜の出来事だった。
「僕、夜中、お兄ちゃんが
どこに行くのか知りたくて、あとを
つけたんだ…そしたら、お兄ちゃんが
人を殺して…それでね?
僕、怖くて物音たてちゃったんだ。
そしたら、お兄ちゃんが僕のこと
通行人だと思って、撃とうとしたんだ。
銃がむけられて、もうダメだって
思ったとき…君のお兄ちゃんが
助けてくれたんだ…」